新築仏間の床框に応じた、ハーフオーダーの厨子型仏壇。
紹介で来られた文京区のTさんは、新築に伴いお仏壇のオーダーメイドを希望され来店されました。
詳しくお話をお聞きすると「仏間の設計も注文対応の工務店に頼んでいて、床や壁、床の間にもこだわりをもっている。」とのことでした。
(例えば、仏間は、まわりを板にし、中央は畳を使用。壁脇にはクローゼットや、TVを設置するなど。更に、床の間については高さがある床框。デザインした欄間。柱には局面を取り入れ、光の当たり方を考えている設計。)
希望されたお仏壇の条件は、
「仏間の設計図に似合うものを、お願いしたい。」
との事でしたので、黒檀厨子型本金箔のお仏壇をベースにして、床框の高さを考慮し、床の間の幅に応じた仏壇・仏具をつくっていきました。
一見するとお仏壇自体の前に、経机が置いてあり、一般的な厨子型に見えますが、本体自体にも収納机を施しご祈念・お供物など、色々なことに対応できる工夫を施しています。(床框の高さを活かした工夫を施しました。)
お仏壇を設置し、出来上がった仏間を見たTさんからは、「おかげさまで御本尊様を荘厳する仏間ができました。」と、喜びのお声を頂く事ができました。
どんな小さなご相談でも、私どもは、承ります。
これからも、心を込めた一品をお届けしていきたいと、考えています。