あとう仏壇が
選ばれる理由

歴史

受け継ぐ技と心、永く新しい「あとう仏壇」へ

あとう仏壇は、古くから職人の町として知られ今も多くの伝統技術が受け継がれている台東区に大正11年(1922年)創業いたしました。
当店は100余年にわたって積み上げたお客様からの信頼と実績・伝統の技を通して心のこもった製品をお届けしております。
創業者、阿藤要は職人の組合をつくり、東京仏壇の品質基準となる伝統技術を後世に伝える為の基礎を築きました。
二代目 阿藤忠保は平成4年(1992年)に、高度な伝統技術が認められ「東京都伝統工芸士」に認定、平成9年(1997年)には東京都の功労者として知事より表彰されました。
当店の製品は全国伝統的工芸品展等で数々の名誉ある受賞に輝いております。
時代とともに変わるお客様のニーズに合わせた“逸品”を提供していくことを信条とし皆様のご要望にお応えしてまいります。

  • 創業者 阿藤要創業者 阿藤要
  • 二代目 阿藤忠保二代目 阿藤忠保

素材へのこだわり

良い材料との出会いが良品をつくる第一歩

100年かけて育った木は100年分、1000年かけて育った木は1000年分の耐久性があるとされます。
また、自然に育った木は植林などで育てられた木より強いといわれます。
よい材料との出会いは良品をつくる第一歩となります。
適材を技と真心でお仏壇にして皆様にお届けすることにこだわってきたのが、あとう品質であると心がけております。
「貼り合わせ」と「無垢」では無垢の方が高級なイメージがありますが、木によっては一枚の厚い無垢板だけを扉などに使うと強度が保てない場合もあります。
そこで、無垢の挽き板に強度を得るため芯材と貼り合わせることにより、仕上がりの美しさと実用性を合わせもちます。
原木を製材したときに現われる年輪などの文様を木目といい、模様の種類は板目、柾目、杢目に大別されます。

板目(いため)
丸太の中心からずれてカットすると、年輪が平行ではなく山形や筍形の木目が現れ、これは板目といいます。
柾目(まさめ)
丸太の中心に近い部分は年輪が平行になっており、これを柾目と言います。板目と比べ一本の木から少量しか取れないためコスト高になりますが、反りや収縮などの狂いが少ないのが特徴です。
杢目(もくめ)
枝などでできた紋様で、特に装飾価値が高い紋様を「杢」と呼びます。鳥の目のように見える鳥眼杢や縞杢、玉杢などがあり、それぞれに特徴的な表情を持っております。

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  • 素材へのこだわりイメージ1
  • 素材へのこだわりイメージ2黒檀・鉄刀木・紫檀
  • 素材へのこだわりイメージ3パーツの修理

加工へのこだわり

細部への心配りで永く新しいあとう品質を

毎日向かい合うお仏壇は、材の良さや仕上げの善し悪しを身近に感じることと思います。
祈りの時・心通う場を、清々しく心地よいものにしていただくため、設計・塗り・箔・彫など、それぞれ最高の技を持った職人と共に、良品を感じていただける仕上げを目指しています。
銘木をつかい漆や金箔、彫刻をほどこすなどの伝統技術を大切にするとともに、新しい表現も積極的に取り入れております。
“守るものと変わるもの”その両方を大切にすることで、いつの時代もお客様に寄り添える、永く新しい「あとう」品質を生みだしております。

伝統の技術をより極める
熟練を要する彫の技術は、多くの職人と一体になってものづくりをしてきた、あとうの得意分野です。職人の伝承が難しくなってきた今日もその質をより高めることに努めております。
民芸を取り入れる
木目込み細工など、これまで仏壇ではつかわれてこなかった民芸の技術を取り入れることで、新たな表情が生まれました。伝統的で高級な表現だけでなく、幅広い分野の良品 に目をむけ柔軟に新しい技術を取り入れることに努めております。
新しい表現へ
着物地や和紙を木地に貼り、それをコーティングするなど、これまで使われて来なかった素材を使うことにより、新たな質感が表現できました。蒔絵や彫刻、塗装とはひと味違った文様や風合いを、お楽しみいただきたいと、素材選びにも努めております。

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  • 加工へのこだわりイメージ1
  • 加工へのこだわりイメージ2伝統の技術
  • 加工へのこだわりイメージ3民芸を取り入れる
  • 加工へのこだわりイメージ2お客様ごとの使いやすさに
  • 加工へのこだわりイメージ3ていねいに心を込めて

メディア掲載

  • 雑誌「江戸楽」に掲載されました

    2010年11月号
    (2010/10/20発売)

    PDFで表示
  • 書籍「現代マーケティングの新潮流」に紹介されました

    “宗教的問題を解決するための信頼されるコンサルタントでありたいと思っている”

    あとう仏壇製作所の根幹である「お客様お一人お一人の課題解決」というスタイルについて、「ソリューション(課題解決)型マーケティング」の例として紹介されています。(2012/10/20発売)

    本文を表示(著者許諾済)

受賞歴

伝統と品質を守りつづけたあとうのお仏壇は数々の賞を受賞しております。

全国伝統的工芸品展

  • 第2回受賞(昭和53年)
  • 第4回受賞(昭和55年)
主催
伝統的工芸品産業振興協会
後援
経産省・中小企業庁

全国伝統的工芸品展

  • 第24回受賞(昭和60年)
  • 第25回受賞(昭和61年)
  • 第26回受賞(昭和62年)
  • 第27回受賞(昭和63年)
  • 第28回受賞(平成元年)
  • 第30回受賞(平成3年)
主催
東京都
後援
商工会議所・台東区
  • 受賞イメージ1
  • 受賞イメージ2

平成4年、高度な伝統技術が認められ「東京都伝統工芸士」の称号をいただきました。